チェルシーがロジャーズを1億1700万ポンドで獲得 ミドルズブラも記録的な「転売益」を受け取る

2026-07-19
チェルシーは、アストン・ヴィラからイングランド代表MFモーガン・ロジャーズを総額1億1700万ポンド(約210億円)で獲得することで合意に達したと報じられている。この移籍は、この23歳のアタッカーをプレミアリーグ史上最高額のイングランド人選手とするだけでなく、彼の古巣であるミドルズブラも契約に含まれる転売時の利益配分条項(Sel-on clause)によって、記録的な巨額の収入を得る見込みだ。

ロジャーズは2023年夏にマンチェスター・シティから約150万ポンド(約2億7000万円)でミドルズブラに加入したが、わずか半年後の2024年1月にはアストン・ヴィラへ移籍した。当時のヴィラの初期移籍金は約800万ポンド(約14億4000万円)で、追加条項を含めると最高1600万ポンド(約28億8000万円)まで上昇するとされていた。ミドルズブラは、この取引において「非常に有利な」転売時の利益配分条項を保持していた。

チェルシーがロジャーズを1億1700万ポンドで獲得するに伴い、ミドルズブラはこの移籍から約1500万ポンド(約27億円)の追加収入を得ると予想されている。この金額は、サッカー界における転売時の利益配分としては、史上最高額の一つ、あるいは最高額となる可能性も指摘されており、ロジャーズ売却時にミドルズブラが関連条項を盛り込んだ先見の明が示された形だ。

ロジャーズはチェルシーと6年契約(1年間の延長オプション付き)を結ぶと報じられており、現在メディカルチェックを受ける準備を進めている。この取引は、マンチェスター・シティが今夏にエリオット・アンダーソンを1億1600万ポンド(約208億円)で獲得した際の記録をも上回り、英国人選手の移籍金の新基準を打ち立てるものとなる。同時に、エンソ・フェルナンデスが1億700万ポンド(約192億円)でチェルシーに加入した際のクラブ史上最高額も更新することになるだろう。