トナーリがトッテナム移籍の理由を明かす:デ・ゼルビ監督との2時間の対話が決定打に

2026-07-07
トッテナムが今夏、大型補強を敢行し、イタリア代表MFサンドロ・トナーリ(Sandro Tonali)が移籍完了後初めて口を開いた。彼は今夏、トッテナムへの加入しか考えていなかったことを明かし、ロベルト・デ・ゼルビ(Roberto De Zerbi)監督との2時間近い綿密な対話が、この移籍が正しい決断であると確信させたという。トナーリはその交流を「奇跡に近い」と表現し、この新しいプロジェクトに身を投じることへの期待を明確に語った。

トナーリはインタビューで次のように述べている。「私はトッテナムへの移籍を決めました。2つ、3つ、あるいは4つのチームについて考える必要はありませんでした。」そして、「来シーズンどこのチームでプレーするかはもう分かっていましたし、早く新シーズンを始めて、最初の試合をプレーしたくてたまりません」と続けた。

デ・ゼルビ監督がこの一連の移籍において果たした役割について、トナーリは相手の影響が絶大であったことを明言している。「彼は信じられないほどの監督です。彼とは長い付き合いです」と述べた。さらにトナーリは、「彼はブレシア出身で、私もブレシアで10年プレーしました。時には1日か2日休みがあれば、みんな自分の街に戻って会うのですが、それは素晴らしいことだと思います」と付け加えた。

最も決定的な瞬間は、両者が初めて正式に深い対話をした時だった。トナーリは「初めて彼と話した時、私たちは友達のように、そして選手と監督のようにも話しました」と語った。彼はさらに、「その対話は奇跡に近いものでした。なぜなら、その時『よし、これで彼のために契約するぞ』という気持ちになったからです」と詳細を説明した。

トナーリは、その会談でトッテナムの将来の発展について多くの詳細が語られたことも明かしている。「トッテナムについて、スタジアムについて、ファンについて、選手について、そして私たちのサッカーについて、本当に多くのことを話しました」と彼は述べ、最後に「私たちは皆、新シーズンを始めるのが待ちきれません」と語った。

デ・ゼルビ監督の要因に加え、トナーリは以前、家庭の事情もニューカッスルを離れる重要な理由の一つであったことに言及している。彼によると、ニューカッスルでの3年間の生活を経て、子供が生まれたことで家庭生活に変化が生じたため、家族全員で新たな段階に進むことを決意したという。デ・ゼルビ監督はこの決断に大きな影響を与えたとされている。

トナーリの言葉から分かるのは、今回の移籍が単なる巨額な市場操作だけでなく、選手自身の監督、クラブのビジョン、そして家庭生活の再バランスを図った上での選択であったということだ。トッテナムにとっても、今夏このイタリア代表選手を獲得できたことは、デ・ゼルビ監督が自身のサッカー哲学をチームの再建に徐々に落とし込みつつあることを示している。