カナダ代表エース、デイヴィスを温存した理由 マッシュ監督が語る「選手のキャリアを危険に晒したくなかった」

2026-07-05
ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でモロッコに0-3と敗れ、歴史的な挑戦を終えたカナダ代表。試合後、ジェシー・マッシュ監督はエースのアフォンソ・デイヴィスがこのノックアウトステージに起用されなかった理由を説明し、最終的にコーチ陣が彼の回復状況に影響を及ぼすリスクを冒さない決断をしたことを明かしました。

マッシュ監督は試合後の記者会見で、デイヴィスがハムストリングの負傷から徐々に回復していたものの、試合の2日前のトレーニング中に再び軽い違和感を覚えたため、コーチ陣が戦略を変更せざんるを得なかったと述べました。彼は次のように語っています。「彼は以前からハムストリングの怪我から回復している途中で、2日前までは回復プロセス全体が非常に順調に進んでいました。その後、彼は少し違和感を覚えたのです。結果的に問題は深刻ではなかったものの、彼自身に何か違う感覚があり、我々はその部位に無理な負担をかけたくありませんでした。」マッシュ監督は続けて、「それとは別に、我々が彼のために計画した復帰プロセスや日々のトレーニングは、これまでずっと順調に進んでおり、非常に厳格に管理されていました。」と説明しました。

デイヴィスは5月のパリ・サンジェルマン戦でのチャンピオンズリーグ準決勝で負傷し、それ以来ハムストリングの問題で休養をとっていました。そのため、彼は今大会のワールドカップのグループステージ全てを欠場しています。彼が今大会で初めてピッチに立ったのは、ラウンド32での南アフリカ戦でした。この試合では75分から途中出場し、すぐに相手の守備陣にプレッシャーを与えました。

当初、デイヴィスはモロッコ戦でより重要な役割を果たすと期待されていましたが、試合前のトレーニングで再び問題が発生したため、マッシュ監督は最終的に彼を試合メンバーから完全に外すことを決めました。カナダ代表はこれ以上進むことはできませんでしたが、今大会では史上初のワールドカップ決勝トーナメント進出を果たし、チーム史上初のワールドカップでの勝利も記録するなど、全体として歴史的な節目となる活躍を見せました。