アトレティコ、アルバレスのバルサ移籍報道でグリーンウッドを後釜にリストアップか

2026-07-03
スペイン紙『SPORT』によると、FWフリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード所属)のバルセロナ移籍の噂が過熱する中、アトレティコ・マドリードは代替選手の獲得に向けて動き出しており、マルセイユに所属するFWメイソン・グリーンウッドがディエゴ・シメオネ監督の主要なターゲットになっているという。

報道によれば、バルセロナはロベルト・レヴァンドフスキの後継者として前線の強化を準備しており、アルバレス獲得の動きを加速させている。これを受け、アトレティコもアルゼンチン代表ストライカーが退団した場合の補強策を並行して検討している模様だ。

アルバレスはマンチェスター・シティからアトレティコに加入後、これまで公式戦106試合で49ゴールを記録。マンチェスター・シティ在籍時には103試合で36ゴールを挙げており、その攻撃的な価値は極めて高い。アトレティコは対外的にアルバレスの売却を否定しているものの、クラブ内部ではすでに代替選手のリストが作成されており、ヘタフェでのプレー経験を持ち、現在マルセイユで目覚ましい活躍を見せるグリーンウッドが、その中で最も重視されている選手の一人だと報じられている。

『SPORT』はさらに、シメオネ監督がグリーンウッドを理想的な攻撃オプションと見なしており、彼の加入によってチームの前線再編を期待していると指摘。一方、バルセロナ側にとっては、アルバレスが昨シーズン49試合で20ゴールを挙げたことで、この移籍交渉への関心がさらに高まっている。

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長も、クラブが正式なオファーを提示したものの、アトレティコに拒否されたことを認めている。ラポルタ会長は交渉の進捗について、「アトレティコはそのオファーを知っている。彼らが売却しないのは、代替案がないからだと理解している。もし彼らに代替案ができて、このオファーがまだ有効であれば、我々は興味を持つだろう」とコメント。報道では、アトレティコが最終的にグリーンウッドの獲得に成功すれば、アルバレス売却の主要な障壁が取り除かれる可能性があると見られている。

ただし、この取引には他にも複雑な要因が存在する。グリーンウッドがマンチェスター・ユナイテッドからマルセイユに移籍した際、ユナイテッドは将来的な移籍金の最大50%を売却条項として保持しているからだ。現時点では、バルセロナはアトレティコがグリーンウッド獲得を進める進捗を辛抱強く待ってから、アルバレスに対する2度目のオファーを出すかどうかを決定すると報じられている。

もしシメオネ監督がこのイングランド代表FWの獲得に成功すれば、移籍市場全体に連鎖反応が引き起こされる可能性があり、マルセイユがグリーンウッドのリーガ・エスパニョーラ復帰を許可するかどうかも、外部の注目を集める焦点となるだろう。